Friday, April 20, 2012

Original Sweat Parka 入荷致しました!!!

オリジナルスエットパーカの入荷です!!

プレーンなスエットパーカ以外にも、
在庫が無くなっていたハーフジップも追加で作りました。

さらに今期新型のプリントの一つである"SULLIVAN'S BIRD STORE"をバックプリントした物も少量ですが販売致します。


"Original Sweat Parka"
Col.Black/Oatmeal
Mat.100%Cotton
Price:¥10,920-(税込)
とてもシンプルな物ではありますが、60's以降の簡略化された仕様では無く、接ぎ目は全て2本針ステッチで袖口と裾にはオリジナルの針抜きリブを使用しています。


"Original Half Zip Sweat Parka"
(Type Short 13cm Zip)
Col.Black/Oatmeal
Mat.100%Cotton
Price:¥13,020-(税込)
ファスナーの長さは13cm。
 ショートジップタイプは、ポケットにセパレートのステッチが入ります。

"Original Half Zip Sweat Parka"
(Type Long 25cm Zip)
Col.Black/Oatmeal
Mat.100%Cotton
Price:¥13,020-(税込)
ファスナーの長さは25cm。
長いファスナーが30's~40'sの古さを感じさせます。
開きが大きいので着脱がとても楽な一枚です。


"Original Back Print Sweat Parka"
(SULLIVAN'S BIRD STORE)
Col.Black/Oatmeal
Mat.100%Cotton
Price:¥12,390-(税込)
オリジナルTシャツに先駆け、少量ですがパーカーにもプリント致しました。
*当店のみの販売となります。 

Col.Black (プリントカラー:ブライト・イエロー)


Col.Oatmeal(プリントカラー:ブラック)

オートミールのプリント分のみ、袖口と裾のフライスを変更しました。
これも当時あった針抜きフライスの一つです。

プリントの2色だけですが、試着画像です。

Col.Black
Col.Oatmeal

サイズは全てM(Free Size)のみとなります。

着丈=63.5cm
身巾=52.6cm
肩巾=50cm
袖丈=56cm
*乾燥の仕方(干し方)によって度合いは違いますが、
洗濯+自然乾燥(平干し)により、着丈・袖丈が3~4cm程縮みます。


その他の試着画像や詳細はこちらをご覧下さい。

Saturday, April 14, 2012

Indian Moccasin

前回は60'sの私物をそのままの型で仮縫いをしたため、
野暮ったく子供っぽいものになってしまいました。

そこから修正して再仮縫いです。

形の参考には30's~40'sのモンゴメリーワードのカタログに掲載されているキャンプ・モカシン。

今回は余っている革を使い、厚手の革でソールも付けます。

前回同様に土踏まずのくびれを接ぎ合わせたら、踵の前にソールを付けてしまいます。
先に踵を縫ってしまうと、私が普段使用しているミシンではソールを付けるのがとても大変です。

履き口には紐通しのトリミングをします。
 踵は丸みを出してよりフィットする形状に修正しました。

これでソールとアッパーが出来上がりました。

最後にアッパーを寄せながら甲部分を革紐で編み上げ、履き口に紐を通して完成です。

履き口を深い位置に設定することでホールド感が増します。
見た目も細長く、ぐっと大人っぽく洗練された印象になりました。

ちまたに溢れるトゥだけを過剰に伸ばした不自然なロングノーズでは無く、
デザインと設計のバランスによって自然に作り出される形が格好良いと私は思います。



 前回の仮縫いと比べると歴然とした差です。
(前回の物はトゥが反り返っているので短く見えますがほとんど同じサイズです。)

早速、試着してみます。

カジュアルですが、ドレッシーでもあるので広範囲に渡って使えそうなアイテムです。
履き心地も良く、足にきれいにフィットしてくれます。


なかなか良い感じに出来あがりましたが、
トゥの高さが足りなく指の形が出てしまいました。
他にも甲部分の形状など納得がいかずまだまだです。

きちんとしたものが完成したらまたアップ致します。

Friday, April 6, 2012

Indian Moccasin

モカシンはご存じの通り、元々はアメリカのネイティブ・インディアンが履いていた手作りの靴です。

種族や地域により形は様々ですが、ソールとアッパーが一枚革で出来ており、
それに甲部分を縫い合わせた単純で原始的な製法の靴です。
脱ぎ履きし易く、とても足にフィットする構造です。

1930'sのカタログにはキャンプ用品のページに一緒に掲載されています。

スリッポンタイプはテントの出入りや散策などサンダルやスリッパ代りとして、
防水性と強度を高めた構造のブーツはハンティングや釣りに使用されるなど、
当時は主にアウトドアのギアとして取り入れられていました。

ドレスでもワークでもないアウトドアだけの地味な存在だったモカシンを見直し、
ファッションとして取り入れたのが60年代アイビーの時代です。
古き良き物を、ですね。

下の写真は私物の60'sの物です。
流行により大量生産化された物なので形も不細工でディテールも雑ですが、
サイズが良いので気に入って履いています。
ソールが減って来たので、履き潰してしまう前にもう何足か欲しいなと思っていました。
そこで、造りは簡単なので自分で作ってみよう!と。

まずはいつも通り仮縫いをします。
型紙を作って、 

裁断します。
仮縫いですので革では無く厚手の生地を使いました。

土踏まずのくびれを作るために、中央のダーツをジグザグミシンで縫い合わせます。

次に踵部分を作ります。

足首周りの紐通しを縫ったら、
甲部分と本体を紐で本体を寄せながら繋げていきます。

最後に紐を通して、
完成です!
縫製自体はとても簡単ですが、
形は納得出来る物ではありませんでした。(写真では分りづらいですが)
シンプルだからこそ形はとても大事です。

どうせなら30'sのカタログにあるような格好良い物を作りたいと思っていますので、
これから修正です。


修正したらまたブログでアップ致します。