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Friday, March 1, 2013

バスク・シャツ

まだまだコートは手放せませんが、
ここ数日ようやく春の兆しを感じる気候になって来たように思います。
そろそろ、バスクシャツの出番も増えそうです。
まだ一枚では早いこの時期には、シャツやポロシャツの上に
アウターとして重ね着がおすすめです。
私はこのバスク・シャツのボートネックから覗くシャツの衿がたまらなく好きです。

独特の衿の形とロールがとても大人な雰囲気です。
衿を出しただけでも大分印象が変わってきます。
同色の衿がラガーシャツのようにも見え爽やかです。

ラフでカジュアルな感じです。
更にアクセントにバンダナを。
時々、お客様から巻き方を聞かれる事がありますのでご参考までに。
角と角を突き合わせてたたみます。
半分に、また半分にと畳んでいきます。
真ん中で折って、
首に巻いて結んだら完成です。
衿元が引き締まってドレッシーさが増します。

シャツのアウターだけでなく、勿論インナーとしても。
 ハーフジップ・スウェットパーカの胸元のVゾーンから覗くボーダーがきれいに映えます。
重ね着や小物使いで、インナーとしてやアウターとしても、
色々なコーディネイトが楽しめる、これからの季節に重宝なアイテムです。

詳細はこちらをご覧下さい。
試着画像はこちらをご覧下さい。

Tuesday, February 5, 2013

家の掃除をしていたら、。

いらない本などを詰めていた箱から、すっかりと忘れていた資料が出てきました。
1900年初頭頃と思われる英国の実用書です。
ジャケットやトラウザーから軍服、ワーク・ウェアまで、たくさんの製図が載っている、今でいう教科書のような存在です。
海外の、しかも古い時代のこの手の本はなかなか見れないので貴重です。
当時の作図の仕方や形、バランスなどとても参考になります。
ジャケットやトラウザーだけでも多くのバリエーションが紹介されており、見ているだけでも楽しくなります。
当時の人とは体型も違いますし、西欧人と日本人の違いも有りますのでいろいろと修正は必要でしょうが、
この製図でパターンを作っても面白そうです。

Friday, January 4, 2013

新年明けましておめでとうございます。

旧年は大変お世話になり誠にありがとうございます。

今年も一つ一つ拘って真剣に取り組み、
愛着を持って何年も着て頂けるようなアイテムを作っていきたいと思っております。

形良く、着易く、格好良い”普通”に着れるアイテムを提案していけたら、と。

本年も宜しくお願い致します!


Friday, December 14, 2012

IVY STYLE

今年出版されたばかりの『IVY STYLE』という本。
ずっと気になっていて、最近購入してみたのでチラッとご紹介致します。

皆がイメージする1960年代の”アイビー”だけではなく、アイビーの始まりから現在に至るまで、
主に1930年代~60年代のカレッジ・ファッション(シャツやジャケット、コートがメイン)の本、という印象です。

内容はざっとこんな感じです。
 
30'sの学生の写真(格好良いです!)や、
20'sのスクール・ジャケット、
当時のシャツの広告、
古いブルックスのカタログ、
他にもレジメンタル・タイやインディア・マドラスの柄など、
当時の資料がたくさん掲載されていてなかなか見ごたえがあります。

ただ、ビンテージが好きな方には、いらないなぁと思ってしまうページも、、、。
(こんなこと言ったら怒られますが、あくまで私の個人的な感想です。)

写真と文章(英語)が半々の割合で私もまだ読んでいる途中ですが、
写真だけでも十分楽しめますし、勉強になる一冊です。

Friday, October 19, 2012

アノラック

私はプルオーバー物が好きで、レース・アップやハーフ・ジップ、プルオーバーのB.Dシャツなどと、
古着屋で見つけてはついつい買ってしまいます。

楽にスッポリと被れるアノラック(Anorak)もその一つです。

元々はアラスカ先住民イヌイットがアザラシ皮をなめして裏に毛を張り付けて作ったフード付きの防寒着が原型のようです。

開きや縫い目が少ない分、雨や風の侵入も少なく済みます。
その実用性や機能性の高さからアノラックの形状は、山岳登山などのアウトドアに用いられたり、海軍や山岳部隊などの軍にも採用されています。

生地は様々で、ナイロン、コットン/ナイロン、ウール、コットンだと吸水性が低いサテンと、
撥水性の良い素材が使われますが、
本気度の高いアウトドアや、命に関わる状況が想定される軍用では、当時では最高の防水性であったラバー・ボンディング(ゴム引き)の生地も使用されています。

風雨の侵入が懸念されるファスナー部分も、
ムシ隠しの仕様や、裏にフラップを付けたりと、工夫された作りです。
ポケットも水が入らない仕様です。


この手のアノラックはTAKE IVYの写真集でも雨の場面で何枚か見られます。
見た目の質感から左はナイロン、右はゴム引きでしょうか?
ゆったりとしたシルエットのアノラックに細身のパンツ。このバランスがとても良い感じです。

肌寒くなった今の季節もそうですが、春先や梅雨時期にも、インナーを調節すれば真冬でも、3シーズン使用出来る重宝なアイテムです。

こんな企画も考え中ですが、、、。


私は好きですが、一般的にニットでは無いプルオーバーは敬遠されがちですし、
50年以上前のビンテージではありますが、古着では高価なアイテムとは言えません。
当時は安価に作れた商品でも、物価や人件費(縫製工賃)が違う現在ではどうしても高くなってしまいます。
ゴム引きで作るのも、ナイロンで作るのもそんなに値段は変わりません。

そこら辺をクリア出来れば、です。

Thursday, October 11, 2012

映画「TAKE IVY」

写真集「TAKE IVY」は、書店へ行けば復刻版が購入出来ますのでご覧になった方は多いと思いますが、
当時のアイビーを通ってきた世代は別として、
映画版「TAKE IVY」は知らない人が多いのではないでしょうか?
私もつい最近映画版があることを知りました。
これは是非見てみたいと思いましたがDVDなどは出ていません。

ただ、1年位前に出た雑誌「Oily Boy」に映画のダイジェスト版が特別付録として付いていることを知り早速購入致しました。
良いです。

時間的には差ほど長く有りませんが、カラー映像も思っていたより綺麗で写真集とはまた別のカットもあり、存分に楽しめました。
後半の石津祥介さんとくろすとしゆきさんの対談も面白いです。

まだ購入可能な本ですので興味のある方は是非。

2010年には東京ミッドタウンで上映会が開催されましたが、残念ながら会員限定。
羨ましいです。
写真集だけでなく、映画の完全版も見たいので是非とも復刻して頂きたい一枚です。


Friday, July 13, 2012

アイビーには欠かせないジャケットです。

アイビーやアメリカン・トラディショナルにはジャケット(ブレザー)が欠かせない存在です。

元々は、モーニングコートから変化したテニスやクリケット用のジャケットから来ているとされているスポーツ・ジャケットの一つです。

一般的にⅠ型ジャケットと言われる形で、
胸ぐせのダーツが入らないストレートぎみなシルエットが特徴です。
肩は薄めの肩パッドが入った丸みのあるナチュラル・ショルダー。
間隔が広めの3つ釦は上2つ掛けか中1つ掛け。
ラペルはノッチドラペルでラペル巾は細めです。

左胸には箱ポケット。両脇はフラップ付きのパッチポケットです。
衿や前端、肩、後中心にはステッチが入ります。
 袖口の釦は2つが一般的ですが、資料の釦が劣化して割れてしまって分かりづらいので、
 友人のお店ReCollectに良いジャケットがあったので写真を撮らせて貰いました。
袖口の釦はこんな感じです。
後ろはセンターベントでモーニングの名残りでもあるフックドベントが入ります。


ワードローブには欠かせないアイテムではありますが、
当時のビンテージを探しても、形、サイズ、ディテールがドンピシャなものにはまず出会えません。
自分用の物も欲しいので、来春に向けてこんな企画が出来れば、と思っております。