Saturday, February 11, 2012

Handkerchief

先日作ったネクタイに合わせて、ポケットチーフも作ってみました。
と言っても四角に裁断して4辺を縫っただけですが、。

 サイズは40cm×40cmの正方形。平均的な大きさです。
小さすぎるとポケットの底に落ち易いので40cm前後が丁度良いです。

ネクタイと同じ生地なのでポケットチーフとしては少し厚みがありすぎてしまいましたが、
ネクタイと並べてみるとなかなか良い雰囲気です。

これをいろいろな形に折り畳んで胸ポケットに差し込むのですが、
代表的なものをいくつかご紹介致します。

まずは、"スリー・ピーク・フォールド"(Three peak fold)
その名の通り3つの頂点を作る折り畳み方です。
礼装用に最初からこの形状に作られた物も有るくらい代表的な物です。

次に"パフド・スタイル"(Puffed style)
アイビー・フォールドとも言われます。
これは折りたたまずにチーフの中央をつまんでポケットに差し込みます。
自然なふくらみとドレープが柔らかなイメージでドレスにもカジュアルにも使えます。

"クラッシュド・スタイル"(Crashed style)
パフド・スタイルを逆向きに差し込んだスタイルでとても華やかです。

 "トライアンギュラー・フォールド"(Triangular fold)
シンプルですが見栄えが良いのでビジネスからフォーマルまで幅広く活用出来ます。

 "ティー・ビー・フォールド"(TV fold) 
アメリカのテレビキャスターが好んで折ったことから付いた名前と言われています。
一番簡単で控え目ですのでビジネスシーンに最適です。


ポケットチーフ一つをとっても様々なバリエーションがあってとても面白いです。
白のボタンダウンにネクタイで合わせてみました。
勿論、チーフはアイビー・フォールドで。
なかなか様になります。 

正式な礼装をする場合では白無地のシルクか麻のチーフが必需品ですが、
ちょっとしたパーティやビジネスシーンにおいてもスーツやネクタイに合わせた柄のチーフを
アクセサリーの一つとして取り入れたいところです。

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