Friday, November 16, 2012

アノラックも良いですが、。

またついつい手が伸びてしまいました。
50’s~60’sのラブラドール・パーカと言われるアノラックです。
第二次大戦時US ARMYにも採用された形でもあります。
 左が第二次大戦時のUS ARMY(1941)のリバーシブルのスキー・パーカ、
右が民間製の軍のテストサンプルらしいと、あります。
リバーシブル以外ほぼ同様の仕様です。
民間の良い物は軍に取り入れられ、軍で開発された良い物は民間にも拡がります。
このパーカもその一つだったと思われます。
リバーシブルにはなりませんが高密度に織られた撥水性のあるコットン・ポプリンを二重に使用した贅沢な作りです。
ジッパー裏にはフラップが付き、防風性・防水性を高めています。
ポケット無しだったり胸の一文字ポケットが多いアノラックの中で、
特に冬時期、手を突っ込めるこのカンガルー・ポケットが重宝します。
服+装備の上から着用するオーバー・パーカですので、
サイズは大き目でその分着脱は楽です。
ただ楽とは言え、アウターですので屋内に入った時など脱ぎ着する機会が多く、
それが面倒ですし脱いでる姿はちょっと間が抜けてしまいます。

アノラックのゆったりした丸みのあるシルエットが好きですが、実用性やタウン・ユースのことを考えるとやはりフル・ジップの方が便利とも思ってしまいます。
そんな中、オリジナルのユーティリティ・パーカなんかは比較的ゆとりのある設定で形がアノラックに近く、
しかも脱ぎ着が簡単です。機能的で実用性もありシンプルなデザイン。
こういうアイテムが一番使いまわしが効くので個人的には理想的なウェアと言えます。
今の時期はざっくり羽織れて暖かいウール・メルトン・パーカが大活躍です。

来春には、前回すぐに完売してしまったユーティリティ・パーカも生地を変更して企画中です。
こちらもとても楽しみです。

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