Friday, November 9, 2012

次はこの生地で。

このジャケットは秋冬用の生地で作りましたが、
これに続けてもう一着、仕様はほぼ同じで春夏用の生地でも作ろうと思います。

春夏定番の素材、シアサッカーです。
今モノもヴィンテージでもシャツ・ショーツ・パジャマ・寝具などで目にする機会が多い素材だと思います。
シアサッカーとは、
タテ糸を、たるませる部分とピンと張った部分を交互に配して織り上げた生地です。

たるませた部分は凹凸のあるシボ(写真のボコボコ)が出来、シボがあることによって肌へ触れる面積が少なくなるため、べとつかず春夏の衣類によく使用されます。

日本ではしじら織りとも言い、和装では浴衣や夏用の着物に使われています。

着ていてとても気持ちよく清涼感ある素材です。

今のところ2つ候補があり、
オーソドックスな単色の地味系でいくか、
夏らしくトリコロールでいくか、悩み中です。

釦はシェル釦(貝)の予定です。
当時はコストや洗濯耐性を考えて、貝風のポリエステル釦が多く使われています。
写真で見るとあまり分かりませんが、実際の雰囲気は結構違います。
当時のようにポリ釦でも有りですが、もっと大人っぽくて高級感あるシェル釦に惹かれます。

出来あがりのイメージはこんな感じ。
白やベージュの淡色のコットンパンツやサマーウールのスラックスに合わせたいジャケットです。


出来ましたらまたアップ致します。

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